無意識下で、頭の中の何割かが、過去の辛い出来事で占められている

「アダルトチルドレン」の生き辛さを改善し「トラウマ」から解放される方法

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こんにちは。「アダルトチルドレン」を克服し「トラウマ」から解放されたカウンセラーの 小川 結子 です。

 

今日は、数ヶ月前に、ある相談業の方(カウンセラーではないです)の動画を観た時に思った事をお話しさせていただきます。

その相談業の方は、オンラインで開催した生徒さんとの「お茶会」を、動画で配信していました。
その「お茶会」では、生徒さん達が、
「今後こんな事にチャレンジしたい!」とか、
「今、こんな事で悩んでいます」という話を、
ざっくばらんに話す、という内容のお話をしている動画でした。

ほとんどの生徒さんが、前向きな話をしている中、ある生徒さんが、
「人様の役に立ちたいと思って、今の仕事をしているけど、勉強していく中で、
 今の自分の悩みや、前に進みにくい原因は、両親との関係が原因だと分かって、心理学の勉強を始めました。
 私は、子供の頃に、両親でこんな嫌な思いをしていて・・・」

という様な話をしていて、

横で聞いていた先生が、
「過去の嫌な出来事に向き合う方式は古い! 自分がこれから何をしたいかどうかよ」
と、生徒の話を遮って仰ってました。


恐らく、その先生は、今まで大きなトラウマがあった事も無く、アダルトチルドレンでもなく、幸せな人生を送ってこられている方なんだと思います。
いつも思いますが、トラウマやアダルトチルドレンではない人だと、過去に大きな悩みがあった人の気持ちや状態は殆んど分からないのだと感じます。

私は、悩みが大きかった頃、たまたま過去を話すきっかけがある方々に、
「子供の頃からこんな悩みがあって・・・」と話した事が何度か有りますが、
静かに聞いてくれる方もいますが、話も聞かず、
「過去のせいにするな!」とか「人のせいにするな!」
と言ってきた人もいました。
過去や周りや人のせいにして動かなかった訳ではなく、ガンガン一人で体力や気力や経済力の限界まで動きながら、たまたま人に話した時に批判されて、残念な気持ちになった事があります。


また、先程の生徒さんと先生のやり取りの様に、
悩んでいる人や、過去と繋がっている目の前の人を、無理やり前を向かせても、
トラウマやアダルトチルドレンの方々は、無意識下で、頭の中の何割かが、過去の辛い出来事で占められているので、

やりたい事が有ってもなかなか前に進めなかったり
何がやりたいのか自分でも分からなかったり
そういった事を考える気力も無く
「あの頃こうしていたら・・・」
「あの頃こうだったら・・・」
「何で私はこんなに不幸なんだろう・・・」

と、過去の事ばかり考えたりしてしまいます。

辛い事があったあなたも、頭の中の何割かを占めている過去の辛い事を、少しずつ軽くしていきませんか?

「アダルトチルドレン」の生き辛さを改善し「トラウマ」から解放される方法

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